花粉症とは、植物の花粉が原因となって、くしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみなどのアレルギー症状をおこす病気です。
スギ花粉が原因(アレルゲン)となるものを、スギ花粉症といいます。
アンケート調査の結果、日本人の26.5%※の人がスギ花粉症であることがわかりました。
※馬場廣太郎ほか:Prog Med. 28(8),2008
さらに、スギ花粉症のつらい症状は、日常生活のさまざまな場面で影響を及ぼすことがわかっています※。
提供:東邦大学理学部訪問教授 佐藤 紀男 先生
スギ花粉症の舌下免疫療法は、スギ花粉症と診断された12歳以上の患者さんが治療を受けることができます。
1日1回、少量から服用をはじめ、2週間は徐々に増量し、その後は決まった量を数年にわたり継続して服用します。
初めての服用は、スギ花粉が飛散していない時期に、医師の監督のもと行う必要があります。
※少なくとも1カ月に1度、受診が望まれます。
治療薬を舌の下に滴下し、
2分間保持したあと、飲み込みます。
その後5分間はうがい・飲食を控えます。
スギ花粉が飛んでいない時期も含め、
毎日服用します。
服用する前後2時間程度は、激しい運動、アルコール摂取、入浴などは避けるようにしてください。
効果を発言するメカニズムは十分には解明されていません。
舌の下からは言ったアレルゲン(スギ花粉)が体内で反応し、アレルギー反応を抑制する免疫反応がおこることで症状がおさえられると考えられています。
当院ではAEDを完備しております。